今回は家庭でも簡単に出来る 天津飯 の作り方を紹介したいと思います、中華料理店では定番の人気メニューですね。
卵と中華スープがあれば簡単に作れるので我が家も昼飯のメニューに迷うと天津飯を作ります。
天津飯は餡(あん)作りが難しいように思えますが、超簡単に作れます。極端な話鰹だしと醤油と片栗粉でも作ることが出来ます。
「天津飯」と呼ばれているけど実際には「丼」です。丼ものといえばご飯ですが、いつの間にか無洗米といったお米が販売されるようになりましたね。
これはお米を研がなくても良い事が特徴なのですがイマイチ仕組みが分かりません、あらかじめ農家の人が精米したお米を洗っておいてくれているのでしょうか?
知っておきたい無洗米の仕組み
精米された白米の表面には粘着性の強いヌカ(肌ヌカ)が残っています、我々はこの状態でお米を購入して炊く前にとぎ洗いするわけですね。
無洗米は家庭でとぎ洗いしていた工程を工場で行っています、その洗い方にもいろいろ種類があるそうです。
ヌカ式 | 水は使わずに肌ヌカの粘着性を利用する方法 |
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タピオカ式 | 少量の水を加えてタピオカのデンプンで吸着させる方法 |
水洗い式 | 水で洗い乾燥させる方法 |
その他 | ブラシ・研磨機等を使いお米をこすって肌ヌカを落とす方法 |
この肌ヌカを綺麗に取り除くことによって美味しくご飯が炊ける訳ですね。
天津飯の材料
天津飯は中華料理ですが、日本で言うと「卵あんかけ丼」でしょうか?
天津飯と聞いて「なんだか難しい手の込んだ料理だろ。」と思いがちですが、なんて事はないフライパン1つで出来る簡単な料理です。
材料
- 卵
- きざみネギ
- 暖かいご飯
調味料
- 中華スープの素
- 片栗粉
- 醤油
- 料理酒
- 砂糖
- 塩コショウ
- サラダ油
- ゴマ油
材料は至ってシンプルですが中華スープの素が無ければ出来ないレシピです、このへんが天津飯を家庭で作るのには難しいと思われている原因ではないでしょうか。
中華料理店みたいに鶏ガラで本格的にスープを取る訳にはいかないので中華スープの素を使って天津飯を作っていきます。
5分で出来る簡単天津飯の作り方
まず初めに卵を溶いておきますが、調理の1時間ほど前に冷蔵庫から常温に戻しておけば焼く時にフライパンの温度が下がらなくなります。
フライパンは大きめの片手鍋がいいですね、我が家はティファールの28センチを使っています。
卵を両面丸く焼く
フライパンは出来るだけ予熱しておくと良いですね、油を少し引いて卵を流しいれてホットケーキを焼く感じで丸く焼いていきます。
フライ返しでひっくり返しても良いですが、フライパンに油を少量入れて卵焼きを滑らすようにしてくるっとひっくり返すとフライ返しなしでもひっくり返せます。
裏表を焼いたら丼にご飯を入れて、その上から焼いた卵を乗せていきます。
中華スープで天津飯の餡(あん)作り
次に卵焼きの上からかける餡(あん)を作ります。本格的なスープを取るには鶏ガラ等を使いますが、よっぽど暇で仕方がないという人以外はスープの素を使うのがベストですね。
ここでの注意点として餡(あん)は なるべく多い目に作る事 をお勧めします。
上に乗せる餡(あん)の量が少ないと途中でご飯ばかり食べなくてはならなくなりイマイチ満足感が薄れます(笑)。
さっとフライパンの油をふき取りお湯をカップ2杯くらいかな?入れていきます、続いて中華スープの素と料理酒・醤油・塩コショウ・砂糖で味を整えましょう。
最後に水溶き片栗粉でとろみをつけます、ちなみに1人前の餡(あん)作りでは、料理酒・醤油大さじ1杯ずつと塩・砂糖はほんの1つまみ位で良いと思います。
仕上げにゴマ油を数滴加えて餡(あん)をご飯の上にかけ、きざみネギを中心に添えて天津飯の出来上がりです。
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まとめと感想
卵は上手に焼く必要はありません、ある程度の形さえ保てれば餡(あん)をかけると綺麗に見えます。
卵ときざみネギと中華スープの素だけなので材料費は100円以内で済みました、安い材料を使えばご飯は別で1人前50円以内で出来るかもしれないですね。
今日の天津飯は卵の中に何も入れませんでしたが、エビ・カニ・焼き豚・細切り人参などを入れると一層おいしくなると思います。
また海苔を細かくちぎって振りかけても美味しいし、カツオ味のふりかけをかけても良いですね。
その他ではダシ類は常にストックしてあると便利ですね、中華料理は必ず鶏ガラスープを使うので我が家では液体のチキンスープを常にストックしています。