今日は魚のソテーレシピ 鰤(ぶり)のカレームニエル を作りたいと思います。
そろそろ鰤(ぶり)が美味しい季節ですね。漢字で書けば「鰤」難しい文字です(笑)。1年中出回っていますが、秋から冬にかけて出番が多くなる食材です。塩焼き・カマ焼き・粕汁・鰤(ぶり)大根 とレシピも多彩です。
珍しいものでは、鰤(ぶり)の白子の醤油焼きなんてレシピもあるくらいです。アルミホイルに鰤(ぶり)の白子を包んで焼いていき、仕上げに醤油を垂らして食べるレシピですが、自分は白子系はあまり料理したことがありません。
ムニエルなので魚焼きグリルを使わずに、フライパンで焼き上げるので後片付けが楽です。今回の食材が何故鰤(ぶり)かといいますと、今の時期単純に安いからです(笑)。養殖ものは値段が高いですが、天然鰤(ぶり)なら、1切れ100円ほどで手に入ります。
出世魚鰤(ぶり)の呼び名の変化
鰤(ぶり)は出世魚と呼ばれています。出世魚とは、成長する過程で呼び名が変わっていく魚の事です。縁起ものとされ、正月のおせち料理には欠かせません。
関東と関西におけるブリの呼び名の違い | ||
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関東 | ワカシ→ワカナゴ→イナダ→ワラサ→ブリ | |
関西 | モジャコ→ワカナ→ツバス→ハマチ→メジロ→ブリ |
一般的に、大きさが80センチ以上になれば鰤(ぶり)と呼ばれるようになります。昔からツバスは1匹300~400円ほどで手に入りましたし、今では毎日ハマチの刺身が安く売られていますね。ただメジロというのはお目にかかった事はないですね。
天然鰤(ぶり)は養殖ものに比べて脂が少ないので、塩焼きよりもムニエルにする方が良いかもしれません。ただ、鰤(ぶり)も少しクセがあるので、普通のムニエルではなくカレームニエルにしていこうと思います。
鰤(ぶり)のカレームニエルの材料
天然ものなので1切れ100円ほどで手に入りました。
材料
- 天然ブリ切り身
- カレー粉
- 小麦粉
- 塩コショウ
- オリーブ油
ブリの下処理
ではサクッと作っていきましょう。鰤(ぶり)は皮にウロコがついている場合があるので、あれば取り除きます。両面に塩を降り30分くらい置いておきます。
30分たったら流水で洗い流し、キッチンペーパーなどで水分を拭き取ります。
鰤(ぶり)の下味付け
綺麗になった鰤(ぶり)の裏表に塩コショウを振り掛けます。
ビニール袋に小麦粉を大さじ2杯ほど入れて、そこにカレー粉を小さじ1杯加えかき混ぜます。
鰤(ぶり)を袋に投入、空気を入れて膨らまし、袋を振ってっぶりにまんべんなく粉をまぶします。
フライパンでソテー
フライパンを予熱しておき、オリーブ油を引いて鰤(ぶり)を焼いていきます。
両面をこんがり焼いて鰤(ぶり)のカレームニエル出来上がりです。付け合せがあれば飾ると綺麗に見えますね。
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鰤(ぶり)のカレームニエルレシピのまとめと感想
本来は鱈や鮭・アジなどをムニエルにしますが、天然鰤(ぶり)なら今の時期、1切れ100円と一番安く仕入れられます。しかもグリルを使わず フライパン1つで出来るので、後片付けがたいへん楽です。
しいて言えば、鰤(ぶり)を焼いた後のフライパンは洗剤で洗っても匂いが残るので、土しょうがの皮をフライパンに擦りつけておくと匂いが取れます。
あと、鰤(ぶり)は照り焼きにしても美味しいですね。フライパンにサラダ油を引いて、鰤(ぶり)の切り身を両面焼いて、酒・醤油・みりんをいれて照り焼きにすれば、あっという間に出来上がります。
これから冬にかけて、鰤(ぶり)大根・粕汁・塩焼やカマ焼きと、出番がたくさんある食材です。