真夏にスタミナをつけるためには、昔から鰻やハモを食べますね。近年は残念ながら鰻の値段がうなぎのぼりで、滅多に食卓には出て来なくなりました。我が家でもご無沙汰しています(笑)。
その代わりに、レバー(肝)をたくさん食べるようになりました。生姜醤油で甘辛く炊いても良いですが、夏場はニラと炒める レバニラ炒め がお勧めです。
ニラレバ炒めは栄養的に見ても、鶏や豚のレバーは比較的安く手に入る食材で、鉄分が豊富に含まれています。「貧血には鉄分」は昔からの格言ですね。その他にも、ビタミンAやビタミンB1、ビタミンB12などが多く含まれています。
胃を切除した後は、鉄分とビタミンB12が不足して貧血になり易いので、レバーは積極的に食べたい食材ですね。
レバニラ炒めの材料
中華料理店でレバニラ炒めを注文すると、豚レバーが出て来ることが多いですが、家庭で手軽に作るには鶏レバーがお勧めです。
材料
- 鶏レバー
- ニラ
- 玉ねぎ
- モヤシ
- ニンニク
- 生姜
調味料
- 醤油
- 酒
- サラダ油
- 片栗粉
- 牛乳
- 塩コショウ
- ゴマ油
レバニラ炒めの作り方
野菜を切っていきます。玉ねぎは半分くらいで良いと思います。薄くスライスします。ニラは5センチほどの大きさに切り分け、ニンニク・生姜は千切りに、モヤシは水に浸けてパリッとさせておきます。
鶏レバーの下処理
レバニラ炒めの中で、いちばん面倒くさい個所ですね。鶏レバーを買うとハツ(心臓)が引っ付いてきます。ハッキリ言ってあまり食感の良いものではないですが、捨ててしまうのも勿体ないですね。
とりあえず牛乳と水に30分ほど浸けて臭みを取ります。
レバーの脂肪や血の塊などを取り除き、一口大に切り分けます。
中の方にも血の塊が残っているので取り除きます。
続いてハツ(心臓)ですが、下の部分に脂肪の様な白い部分があるので、スパンと切り落とし、ハツの中を縦に切り開いて中の血の塊を取り除いてやります。
綺麗になりましたね。
レバーの水分をしっかりと拭き取ります。
酒・醤油大さじ半分と片栗粉小さじ2杯を入れて混ぜ合わせ、最後にサラダ油小さじ1杯でコーティングしてやります。
レバニラ炒めの仕上げ
フライパンにサラダ油を入れてレバーを焼いて行きます、この時レバーが飛び跳ねるので、なべ蓋は必需品です。
こんがりと焼き色がつくまで炒めていきます。
レバーを一度取り出します。
フライパンにサラダ油をひいて、ニンニク・生姜を入れて香りを出して、玉ねぎとモヤシを炒めて行きます。
ある程度炒めたらレバーをフライパンに戻し、醤油と塩コショウで味付けをします。
最後にニラを加えサッと炒めて、ゴマ油を落とすとレバニラ炒めの完成です。
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レバニラ炒めレシピのまとめと感想
レバーの下処理さえこなせば、後は炒めるだけなので簡単なレシピです。豚レバーに比べて、鶏レバーは臭みも少なくあっさりした味ですね、山椒を振り掛けて頂くとより美味しくなりました。
今回購入した鶏レバーは、100グラム68円でした、材料費は全部で500円もかからなかったので、家計に優しいレシピになりました。