本格的な梅雨の時期に入りましたね。ジメジメ感いっぱいの季節がやって来ました。こういう時期は晩御飯のおかずを考えるのに苦労しますね。冬場などは困ったら鍋料理という手がありますが、さすがに夏に鍋はきついですね(笑)。いくら夏場といえど、1品は暖かくてボリュームのある物を食べたいですね。

そんな時期にピッタリかどうか分かりませんが、栄養満点のマグロの血合いを使ったレシピ、マグロの血合いのサイコロステーキ の紹介です

たまたまスーパーに買い物に行ったら、天然本マグロフェアーが開催されていました。天然本マグロの赤身の刺身用が売られていて、ペラペラの塊が700円で売られていたので、よほど購入しようか迷いましたが、刺身の700円は予算オーバーなので諦めました。

代わりに、マグロのすきみや中落ちのアラ系は無いか探したところ、マグロの血合いが売られていました。マグロのすきみはフライパンで焼くととても美味しいのですが、血合いは…。　食べたことが無いので良くわかりませんが、1パック100円という激安価格につられて購入してみる事にしました。

マグロの血合いの栄養価は？

マグロの血合いというと、なんとなくグロテスクなイメージがありますが、マグロの血合いとは一体どの部分の事を示すのか、栄養化等は豊富なのかを少し調べてみました。

血が残っている部分かしら？

血合いとは簡単にいうと、魚の筋肉みたいなものですね。血合いの中にはヘモグロビンやミオグロビンといった赤い色をしたたんぱく質が多く含まれています。

マグロの血合いには必須脂肪酸のEPAや、多価不飽和脂肪酸DHAなどの栄養分が身の部分よりもたくさん含まれています。しかも鉄分は身の2倍です、なので貧血などの症状の改善にピッタリの食材といえます。

どうやらマグロの血合いは、我々にとって家計に優しいばかりでなく、体にも優しい食材みたいですね。

マグロの血合いのサイコロステーキの材料

メインはマグロのサイコロステーキなので、用意する材料は付け合せの野菜くらいでしょうか。

材料

調味料

マグロの血合いの下処理についてですが、特別に何かをするという事は無いです。熱湯で霜降りにしてやる等がありますが、手間がかかるので止めました。シンプルに流水で洗うだけにしておきました、これぞ血合いって感じですね(笑)。

流水で洗ったマグロの血合いの水分を拭き取り、サイコロ状に切り分けます。

ちなみに、重量を計ってみたところ、600グラムでした、これで200円です(笑)。

ニンニク・生姜はすりおろしておきます。ビニール袋にマグロを入れて、酒大2・醤油大2と、すりおろしたニンニク・しょうがを入れて良く揉み込みます。空気を抜いて袋の口を縛り、冷蔵庫でしばらく寝かせます。

焼く寸前にキッチンペーパーなどで水分を拭き取っておきます。

後はコショウを振り掛けて、フライパンで焼いて行くだけです。

じっくり焼いて行き、ひっくり返します。焦げ目がついて美味しそうですね。

牛肉みたいな感じね。

焼き上がり寸前に醤油を少し回しかけて、マグロの血合いのサイコロステーキの完成です。

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今回は、マグロの血合いを使ったサイコロステーキ を作りました。食べてみた感想は、あっさりした柔らかい牛モモ肉を焼いた様な感じでした。もちろんモモ肉よりも柔らかいです、魚なのでパサつき感は少し感じられますが、牛肉と比べても遜色ない食感せした。

ただ、少し臭みがあるので、自分はマスタードをかけて食べました。これがまたマグロと良く合って臭みが無くなりました、お勧めの食べ方だと思います。

マグロの血合いはたいへん安く手に入り栄養も満点なので、鉄分を補給したい時や、スタミナをつけたい時に食べたいレシピですね。