毎年2月になると本格的な寒さがやって来ますが、今年は暖かい日が続きますね。もう寒くはならないのでしょうか? 例年なら雪が降ったりして寒さで震えている時期なのです。この時期になると、どこの家庭でも煮込み料理の定番 おでん が重宝されますね。
自分も居酒屋に勤めていた頃は、11月から3月までの期間、せっせとおでん作りに励んでいました。ところで、商売物のおでんには必ずといって良いほど、牛すじの串が入っていますね。
牛すじは軟らかく炊きこむと、トロトロ感がいっぱいで美味しいです。そこで、今日は 牛すじの下処理方法 を紹介したいと思います。
牛すじ肉ってどこの部位? 栄養はあるの?
牛のすじ肉とは、どの部位の事を表しているのでしょうか?
脂質が少ないのでダイエットに最適ですね。また、コラーゲン を多く含んでいるので美容にも良さそうです。
おでん用牛すじ肉の材料
スーパーに行けば串に刺してパックに入って売っていますが、自分で挑戦してみるのも勉強になります。
材料
- 牛すじ肉
某スーパーで100グラム198円のすじ肉を定価の2割引きで買いましたが、ひっくり返してみたら真っ白!
とりあえず脂身を除き、2.3センチ角に切り分けました。左がすじ肉で右が脂身デス。これはちょっと(笑)。
アキレス腱の白さと脂身の白さは似ているので、見分けがつかないですね。やっぱり安物は駄目だな~と。ぼやいていても仕方が無いので脂身は放置、赤身の方だけ使う事にしました。
牛すじ肉を2回茹でこぼす
まず初めは、圧力鍋にすじ肉をを入れて水をヒタヒタになるくらい注ぎ入れます。※ここではまだ圧力はかけません。
沸騰したらしばらくしてザルに取り、流水で洗ってやります。
これを2セット続けます。流れとしては、鍋にすじ肉を入れて、水をヒタヒタに注ぎ沸騰→水道で洗う→鍋にすじ肉を戻し水を入れて沸騰→水道で洗う。
圧力鍋で牛すじを15分間加圧
ここから牛すじ肉の本茹でに入ります。先ほど流水で洗ったすじ肉を3たび圧力鍋に戻し、ヒタヒタまで水を入れて火をつけます。蒸気が出て来たら、約15分間圧をかけます。今回のすじ肉は脂身ばかりでショボいので、13分間に設定しました。13分間経ったら火を止めて圧が下がるまで放置します。
しかし、ロスが多すぎましたね、半分しか使えませんでした。
使えなかったすじ肉の脂身は、冷凍庫で凍らせておいて、炒め物の時に少しずつラードとして使う事にします。
牛すじを串に刺して完成!
粗熱が冷めたら串に刺して、おでん用の牛すじ串の完成です。ちなみに、右のお椀に入っている物は、細かすぎて串に差せなかった肉なので、チャーハンや野菜炒めに使えば良いですね。
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おでん用牛すじ肉の下処理方法のまとめ
今回は、脂身ばかりのすじ肉を買ってしまったので、たったの4本しか作れませんでした。667円で購入したので、1本の原価が166円というとんでもない値段になりました(笑)。
おでん以外のレシピでは、茹でたてのアツアツにネギをのせてポン酢をかければ すじポン。大根と一緒に煮込めば 牛すじ大根。カレーに入れれば 牛すじカレー。チャーハンの中に入れて 牛すじチャーハン。
脂質が少なくコラーゲンたっぷりの牛すじ肉は、冬の間は色々な使い方が出来る食材ですね。